2024年7月に思っていること

  • 2024-07-15
  • 2024-07-15
  • 雑記

早くも7月は中旬に差し掛かり,毎月書くぞと決意したこのエントリーを早速ミスするところだったという予定された困難を乗り越え,いま書いている。前回は初エントリーだったから(1年超のご無沙汰ゆえに)書くことが無限にあったが,今回からは差分的に綴っていく。毎月書くこと何かあれかし,という願いを込めて。

2024年6月

観葉植物のキノコ祭り

半年くらい観葉植物のガジュマルを育てているのだが,この度,めでたくキノコの育成に成功した。してしまった。
会社から帰ってきて鉢を覗いたら,世界よこれがニッポンの湿気だ! と言わんばかりに元気に生えていた。

苦手な人もいるかと思って1本のみが可愛らしく生えている写真を載せるが,後日,6本くらい群生してしまい,最早こうなると憎々しい。結構絶望した。
しょうがないので「栄養豊富なんだなぁ」と思うことにして,へこたれずに採集し続けた結果,今では息を潜めてくれて穏やかな日を送っている。肝心のガジュマルはというと,夏らしく毎日のように新しい葉が伸びてくるので見ていて楽しい。

ちなみにこの観葉植物は小岩にある「ワールドガーデン」さんで購入した。初の観葉植物はしっかりしたところで買いたかったので調べたのだが,都内で観葉植物の専門店がいくつかあり,ここはその中でも最大級。2階建ての店内には大小さまざまな鉢が並べられており,サボテンなどの多肉植物の種類も豊富。大鉢もいつか買ってみたい。
観葉植物なんて3coinsでも買える時代だが,植えられている鉢もしっかりしており,これから入門する人にもおすすめしたい。

東京都江戸川区の観葉植物専門店「ワールドガーデン」は、法人から個人向けまで大小豊富に取り揃えております。都内最大級の品揃…

初夏の御岳山

何度行っても飽きることのない御岳山。とはいえ夏に登るのは数年ぶりなので心が踊る。
御岳山のまわりには縦走できる山が多く,いつもは御嶽駅→御岳山→日ノ出山→つるつる温泉→武蔵五日市駅のルートを通ることが多い(出発を軍畑駅からにして高山三山=高水山,岩茸石山,惣岳山を縦走するルートも楽しかった)。だが実は御岳山の山頂には別のエリアもあり,そこを周回するルートがあったりする。この周回も気になっていたのだが,いつもは冬に登っているので日が暮れるのが早く,すなわち時間にあまり余裕がないのでスキップしていたが,今回は夏場ゆえ時間の心配はないということで行ってみた。

岩石園,「ロックガーデン」という。行ったことはないのだが,屋久島の「苔むす森」にも雰囲気が似ているそう(行ってみたい)。
目の錐体細胞がおかしくなったのかと思うほどの緑に覆われており,コースに沿う沢の透明な音が目にも耳にも心地よい。夏らしく頭上を騒々しげに覆う木々の葉の間を縫って落ちてくる陽の光が,走る薫風のたびに陰影の表現を変える視覚的な楽しさと刹那性には言葉もない。こういうのを「木漏れ日」と称した先人の感性には驚くばかりだ。
(木漏れ日といえば,役所広司の『PERFECT DAYS』は面白かった;まだ上映してるみたい,結構ロングラン。)

ロックガーデンのあとは,日ノ出山に30分ほど縦走し山頂から東京方面を望む。夏らしくガスっており,残念ながら新宿のビル群やスカリツリーまでは見えない。とはいえこの景色も狙って見られるものではないから,これはこれでいいのだ。

BERSERKERS

人並みに音楽は聴くので人並みに好きなアーティストはいるが,なかでも好きなロックバンドがある。「岸田教団&THE明星ロケッツ」(明星は「あけぼし」;みょうじょう,ではなく)という。もともとは東方Project系の同人サークルだったが,今ではメジャーアニメのOP/EDを歌ってたりする。メロディもそうだが,歌詞や演奏の力強さに惹かれてここ数年ファンである(特にシカゴ時代,追い詰められていたときはこれを聴いて元気をもらった。誇張なく命の恩人である)。
「岸田教団」と略されることが多いのだが,いかにも宗教団体っぽくて(しかも「教団」なので,より怪しい方)あらぬ誤解を受けがちかもしれない。が,芸能活動における宗教的側面は否定できないことを考えると,名実ともに(教団の)「信者」なのは言い得て妙である。
そんな岸田教団が5年半ぶりのメジャーアルバム=BERSERKERSを出した。CDなんて人生で一度しか買ったことがなかったのだが,いままで世話になった形を残しておきたいという気持ちもあり,前回ライブの映像とか次回ライブの優先券も付いてくるとあって購入。購入特典はいくつかあったが,サインをお願いした。

新しい家宝が生まれた瞬間である。名曲揃いなので,既存信者以外の人にもぜひ聴いてもらいたいなぁ。

特に私のおすすめは『23時59分59秒』と『旅路の果て』。

10月から全国ライブも始まる。チケット取れたよ!!

房総いち

先月の富士山一周=富士いちに続き,房総半島を回ってきた。「房総いち」と言われるが,全然1周ではない。半島はでかいのだ。
出発は袖ケ浦市から。南西・木更津市を経由して転進,内陸に向かい,鹿野山を越えて折り返しというコースである。実はこれはショートコース(84km)で,ロングコースになると更に南方の愛宕山の辺りまで行く。こちらもいずれチャレンジしたい。

文字通り山場の鹿野山は標高379mの低山なのだが,そこから南を望む見晴らしはなかなか。視界の果まで山々が連なるので,まるで秩父の山奥に来たかのような錯覚を覚える。

タイミングが合わず昼食がろくに取れなかったので,終了後に地元の高評価中華料理屋さんで爆食。これだけ食べて2人で5000円ちょっと。安いうまいを地で行くお店で,高評価も納得だった。