鑑賞『映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン~失われたひろし~』

2019/04/28鑑賞。
毎年欠かさず観ている劇しんも,今回で27作目。そりゃあ平成も終わるわけだ。
ちなみに,アニメは昨年からしんのすけの声の出演が変わっており,映画で反映されるのは今作が初。

やはり,「家族愛」を語るにクレヨンしんちゃん(の映画)は欠かせない。
アニメで投影される「理想的な家族像」が,昭和に対しての『サザエさん』であるように,平成にとっては『クレヨンしんちゃん』であった。
令和の時代にまた新しいアニメが萌芽することを期待しつつ,ちょっと寂しくもある平成の終わり。しんのすけ声優の代替わりも併せてちょっと感傷的になるなどした。

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私にとっての劇しんの恒常的な黄金期は14作目の『夕陽のカスカベボーイズ』で一旦終わったつもりだったのだが,そのあとも『オラの花嫁』『ロボとーちゃん』と(数年に一度の)名作が続いてからの今作。
カスカベボーイズ以降はストーリー展開に(SF的に)無茶なものが多かったが,今回はそういうトンデモ設定は抑えめ。大分小振りなストーリーだけど,程よくまとまってて良い映画だったと思う。いつものことながら,クライマックスはちょっと泣きそうになった。

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