読了『短編工場』

2020/09/30読了。
久しぶりの小説短編集。

感想(Rating:★★★☆☆)

★☆☆☆☆:時間の無駄とは言わないけど……。
★★☆☆☆:うーん。
★★★☆☆:まぁ楽しめる。
★★★★☆:人によっては忘れられない一冊になる。
★★★★★:どう見ても名著。読んでほしい!

読み始めたときの「あれ,意外と普通じゃん」感が,物語の終盤になって気付くと熱中に変わっている。こういう読書体験は気持ちいい。収録されている全編ではないけど。

好きだったのは『ここが青山』(奥田英朗)『太陽のシール』(伊坂幸太郎)『ふたりの名前』(石田衣良)かな。こうして振り返ると文体が似ている……w

目次

以下の短編が収載(カッコ内は作者)。

  1. かみさまの娘(桜木紫乃)
  2. ゆがんだ子ども(道尾秀介)
  3. ここが青山(奥田英朗)
  4. じごくゆきっ(桜庭一樹)
  5. 太陽のシール(伊坂幸太郎)
  6. チヨ子(宮部みゆき)
  7. ふたりの名前(石田衣良)
  8. 陽だまりの詩(乙一)
  9. 金鵄のもとに(浅田次郎)
  10. しんちゃんの自転車(荻原浩)
  11. 川崎船(熊谷達也)
  12. 約束(村山由佳)

引用

(小説のため省略)