どうもayijkです。
頭の悪そうなタイトルですいません。
先日のエントリー,【@仙台】10日目/10日間:杜の都マラソンの終着で私の仙台出張は終わりを迎えた,はずだったのですが,体力も時間も余っていたので翌日もほぼ1日中仙台を観光していました。
そういうわけで,なかったはずの「11日目」が発生してしまったので短めにまとめます。
仙台におけるレンタサイクル事情
仙台市内を観光するにあたってはやはり徒歩よりも便利な足が必要です。バスでもいいのですが,都度調べなきゃいけないのは面倒ですし,もうちょっと徒歩に近く街を感じられる手段がよかったので,自転車をレンタルすることにしました。
検索して辿り着いたのが,DATE BIKEというレンタサイクルです。
値段もお手頃で,最初の60分と延長30分で100円くらい。私は午後12時から17時くらいまで乗り回して900円くらいでした。
私は仙台でレンタサイクルを探してこのサービスを見つけたのですが,他の地域でも,
- 東京都(江東区・千代田区・港区・中央区・新宿区・文京区・大田区)
- 横浜
- 神奈川県西
- 仙台
- 広島
- 沖縄
- 甲州
- 岐阜西濃
- 神戸
- 青森/岩手
- 尾道
でも同様のサービスを展開中のようです。この地域にお出掛けする際にはご検討あれ。
ちなみに自転車はこんな感じ。仙台のDATE BIKEは電動自転車でした。
というわけで,仙台11日目はDATE BIKEと共に,仙台市内でもちょっと遠い場所に位置する神社へ参拝してきました。
宮城縣護国神社
宮城縣護国神社・公式サイト
「護国」の名の通り,我が国の先人の英霊を祀る神社です。明治天皇が思し召して創建され,明治37年からの歴史を持ちます。
山の上に鎮座しているので,電動自転車じゃないと登るのはツラいです。
ご本殿は,なんと伊勢神宮の外宮「風宮」の旧ご本殿。伊勢神宮の式年遷宮につき下げ渡された尊いものであるそうです。
ご本殿の他にも,第二次世界大戦での犠牲者を鎮魂するための泉があったり,
軍艦の精密模型が展示されていたりと,こと戦争に関する縁の深い神社です。
頂いた御朱印はこちら。社務所に人はいらっしゃいましたが,書き置きのみのご対応だそうです。これから御朱印帳に貼りつけていきます。
前述の通り山の上にあるので,見晴らしがすこぶるよいです。iPhoneのパノラマ写真を初めて撮ってみました。結構綺麗に撮れるんですねー。
大崎八幡宮
大崎八幡宮・公式サイト
仙台駅から車で20分,結構遠いところにあります。チャリだと宮城縣護国神社から20分くらいですね。
まず一番外側の鳥居。「一の鳥居」といいます。とにかく巨大。よく見ると「八」の字が鳩の絵柄になっています。
二の鳥居。鹽竈神社しかり宮城県の神社は山に建てられていることが多いのか,石段が長いですね。
三の鳥居の奥には長い参道があります。案内板によると,「八幡宮」の字は伊達吉村によるものだそうです。昔の人は本当に達筆ですね。鳩の書体も可愛くていいです。
御由緒。大変古く,奈良時代に坂上田村麻呂が東夷征伐に来たときに創祀したのだとか。それを伊達政宗が遷宮したということのようです。
社殿。これは国宝に指定されています。安土桃山時代の建築らしくで,豪華な装飾があしらわれています。
随分遠くまで来たなぁと思いながら,せっかくなのでおみくじを引いてみました。大きな筒を振って出てきた竹串の番号を巫女さんに伝えるタイプのものです。
出た番号は「一」。記憶に残る限り,「一」が出たのは初めての経験です。
そして大吉。拡大してみるとわかりますが,基本いいことしか書いていません。良すぎてさすがに怖い……おみくじに負けないよう努力します。。。
あまりにおみくじが良かったので,奮起するために,滅多にやらない絵馬を奉納してきました。写真はありますが敢えて載せません。「がんばります」って宣言してきました。先回りして自分を追い詰めていくスタイルです。
御朱印はこちら。鳥居と同じく「八」の字が鳩になっています。なぜ鳩なのか,由来はちょっとわからなかったのですが,これも書き慣れた字で達筆です。頂くとすごく嬉しい気持ちになりますね。何度でも見ていたくなります。
青葉神社
青葉神社・公式サイト
仙台最後の神社は青葉神社です。仙台市には「青葉区」があり,何かと「青葉」という名に由縁があります(仙台城のことを青葉城と言ったりもします)。
石段を登っていくと,手水舎があるんですが,これがちょっと面白いです。
普通手水舎のモチーフは龍が多いんですが,この神社は向かって右に伊達政宗が立っています。光量が足りずに見づらいですが,伊達政宗の右目にはちゃんと眼帯も付いています。
なんでそんなに伊達政宗? と思ったのですが,そもそもこの青葉神社自体が伊達政宗(神号:武振彦命=タケフルヒコノミコト)を御祭神としてお祀りしているのでした。こうやって,慕われる偉人が神格化されて祀られていくのは神道の面白いところですよね。
社殿は明治期に創建後,大正時代に改築されたものなので比較的新しいです。
社殿の脇に白塗りの社務所があり,そちらで御朱印が頂けます。スタンプ印なのがちょっと残念ですが,日付に見える書体は美しく達筆です。
青葉神社をあとにし,仙台駅へ戻ります。私が仙台に滞在中は概ね好天に恵まれたのですが,この日は生憎の雨模様(東京は既に梅雨入りしていて,仙台にも雨の香りがしてきた時節でした)。
ポツポツと雨が顔を叩く中,自転車に跨がって駅を目指します。10日間に渡る私の仙台出張も,いよいよ終わりの時を迎えます。
旅の終わり
この日は午後一杯を使って,仙台市の外周を大きく回るように神社を参拝しました。仙台は思ったよりも坂が多く,DATE BIKEの電動モータには良心を感じましたね。
そしていよいよ旅の終わり。
仙台駅にて,1日を共にした相棒・DATE BIKE s440号機と別れを告げます。雨の中,1日どうもありがとう。君の電動モータがなければ僕は今頃山中で死んでいたよ。
その後は仙台駅で最後のお土産を調達して,最後に食べたかった,ずんだ茶寮の「ずんだシェイク」を頂きます。口の中に残るずんだの粒感とまろやかな風味が溜まりません。最高に美味しいので仙台に行かれる方は是非とも!
新幹線のホームにて。いよいよ,仙台から離れる時間が近づいてきました。ちなみに右手の袋には,最後の一押しに買っておいたお土産と,その日の夕飯に食べようと買い足した家族分の牛タン弁当が入っています。
仙台駅から新幹線で大宮へ。そして在来線を乗り継いで計2時間……1週間と少し振りの我が家に到着です。月並みですが,我が家は落ち着きますね。
母・妹と私の分の牛タン弁当。単身赴任中の父親は残念ながら。
弁当のくせにクオリティ高くて家族には好評でした。値は張りましたが買って帰って良かったです。
デザートのずんだプリン。先ほどのずんだシェイクと同じ店のものですが,シェイクに負けず劣らずの美味しさ。これも,プリンとしては上等なお値段ですがお土産としては外れないですね。
お土産の山。ここには写っていませんが,他にも家族用の笹かまとか,「ほや」の塩からとか,塩釜で買った瓶詰めのお塩とかがあります。結構買い溜めたので,私とリアルで合う予定の人は是非たかってください。
明日・月曜日からはまた東京で研修が続きます。仙台での経験を活かして,楽しくモチベーションを高く,これからの社会人生活ウン十年の支えにしたいと思います。少なくともそう思えた仙台への出張は幸せでした。まじめか。
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