御朱印巡り(来宮神社・伊豆山神社・報徳二宮神社)

どうもです,ayijkです。
先日,日本Androidの会学生部の開発合宿に行ってきたというエントリーを書きましたが,今回はその続きになります。

合宿が解散となったのは約11時過ぎ。これ以上の宿泊の予定はないので,約半日で有名どころを回ってみます。
出発地は,来宮!

来宮神社

来宮神社・公式サイト

熱海駅から1駅という立地のよさ故か,はたまたその霊験故か,多くの参拝客の姿がありました。
さて,なんといっても,この神社の見所は樹齢2000年を超えるという大楠でしょう。
拝殿の奥に鎮座しているそれは見上げるとそれはそれは圧巻で,月並みですが小さな悩みなど吹き飛ぶようです。
パンフレットによれば,この大楠は本州一の大樹なんだとか(日本一は鹿児島県の楠)。納得の太さです。

ところでこの大楠ばかりが注目されますが,実は「第二大楠」なる巨樹もあり,こちらはもう少し小振りではあるものの樹齢1300年超。
以前落雷を受け,樹の中央部が消失していますが,今なお力強く葉を付けるという生命力を感じる神木です。

大きなパワーをもらった後は,御朱印を頂きます。

湯煎神社


来宮神社から南東に少し歩いたところにある神社。熱海といえば温泉ですが,温泉を神格化した神様「少彦名神」をお祀りしています。
この神社の面白いの境内に温泉が湧いていること!(実際は,関東大震災で湯量が減ってしまい,今では人工的にポンプで汲み上げているようですが,湧いていることには変わりありません)

触ってみましたが,確かに温泉でした。ここが街中でなければ服を脱いで浸かっているところ。
拝殿の傍には源実朝の歌が石碑になっていました。名湯なんですね。

残念ながら御朱印の受付はありませんので,お参りだけです。

藤原稲荷神社


車道の脇にひっそりと佇む神社,と思いきや,御由緒を読むと結構歴史の古い神格のようです。
急な階段を上り,お参りします。境内がちょっと荒れていたのが悲しかったですが……しょうがないんでしょうか。

来宮駅から南下した地域にも神社が数社あるようでしたが,熱海の神社もお参りしたかったので来宮巡りはこのあたりで終わりです。次は熱海へ向かいます!

伊豆山神社

伊豆山神社・公式サイト
熱海駅からバスで15分程度揺られていくと,伊豆山神社に到着します。

伊豆山神社は紀元前4世紀頃に創設された,大変由緒ある神社。総本社格の神社であり,かつては源頼朝が妻北条政子と逢瀬を重ねたことでも知られ,縁結び・強運に御利益のある神格とされています(頼朝の下りは事実ではない,という話もありますが)。
さて,到着して上を見上げると,とても長い階段が上へと伸びています。バス停よりも下から伸びているこの階段は,全部で800段を超えるらしく,この段階で一層「秘境」然としてきます。

長い階段を上り終え,手水舎でまず珍しいものが見られます。「赤白二龍」といって,古くこの地に伝わる温泉の守護神として祀られる龍を模した蛇口(というのでしょうか)が面白いです。

拝殿は赤を基調とした荘厳な構え。立派です。

御祭神は「正哉吾勝勝速日天忍穂耳尊」。調べてみると,誓約の勝ち名乗りを意味する神名だそうです。

ひとへに ただしく すなほなるを
心とし 形とし給ふ
心すなほにして ゆがまざれば
よろづにかつ
そらてらし給ふ日の出る時
日は一なれども くらきやみ
すみやかに きゆるに にたりなり
まよへる民を あはれみて
よろづをしのび
ゆがめるを あらためて
なほきに おもむくを聞き
よろこび給へば
国ゆたかに 人さかふ


さて,拝殿に参拝はしましたが,奥に進んでみるとこんな看板があります。どうやら,「白山社」「結明神社」「本宮」が更に奥に鎮座しているようです。

本宮までの参拝には約60分かかるらしいです。他にも行きたい神社はありましたが,ここで引き下がるわけにはいきません。前述の通り開発合宿明けだったので,背中のリュックには1泊分の荷物が詰まっていて重かったのですが,本宮を目指すことにしました。
登りはじめこそコンクリートで舗装されていますが,すぐに山道を歩くことになります。元は修験道としても使われていたということからも,その険しさが窺い知れます。

思ったよりも急な山道に後悔し始めますが,乗りかかった船ならぬ「登りかけた山」なので黙々と登山を続けます。

そして10分も歩き続けた頃でしょうか。ようやく第一の社,白山社の鳥居が見えます。「所要時間20分」と書いてありましたが,ちょっと短縮できました。

ここの最後の上り坂は相当なもので,階段の段差が膝くらいまであります。
何とか登り切り,本宮まで無事登り切ることを祈念し,お参りします。
さぁ,次なる結明神社に向けて登山続行です。

そしてまた15分程度歩いて,結明神社に到着です。今回は途中に「子恋の森公園」という公園を通るので舗装された道を通ることになり,だいぶ楽になります(つまり車でも来られるということですね)。
結明神社の御祭神は「日精・月精(にっせい・がっせい)」という男女神。縁結びの神様として祀られているようです。
私も,良縁に恵まれますようにと祈念。御利益ありますように……。

遂に残すところ本宮のみとなりました。結明神社の背後に続く山道を,気を引き締めて登っていきます。ここからは,また角度の急な山道に入ります。

山道を歩くこと15分程度。ようやく本宮の鳥居に辿り着き,やっと一息入れることができます。
現在は鳥居一基と拝殿一棟しかありませんが,江戸時代後期までは他にも建物があったようです。

ここまで約35分。本格的な登山ではありませんが,高尾山よりは厳しかったと思います。苦しい時間をなんとか乗り越え,ここに至ること自体にもきっと意味があるのだ——と体感し,静かな佇まいの本宮を前に気を引き締めて参拝します。

そのあと5分ばかり休憩しながら英気を養い,来た道をもう一度辿りながら下山します。結局,本宮まで行って返ってくるだけで大体1時間10分くらいでした。
社務所のある位置まで下山してきて,ふと街の方を見たら絶景が広がっていました。疲れた体に青が染み渡りますね。

そのあと社務所で御朱印を頂いたのですが,伊豆山神社の御朱印帳のカッコよさに惚れてしまって,まだ1冊目も終わっていないのについ購入してしまいました。黒字に光る赤白二龍と「強運」の文字の堂々さたるや!

とても力強い筆致。確かに「強運」の御利益がありそうです。
これにて伊豆山神社の参拝は終了。本宮参拝も含めた合計滞在時間は2時間くらいでした。
苦労しなければ参拝できない,山に鎮座する神格というのはそれだけに御利益がありそうで,大変印象深いものでした。また近くに来ることがあれば再度参拝したいと思える,熱海の名所と言えると思います。

熱海駅へ戻ったのが15時半くらい。神社の社務所の受付時間は16時・17時くらいのところが多いため,もうあまり時間は残されていません。
最後に,JRで小田原駅へ向かいます。

報徳二宮神社

報徳二宮神社はその名の通り「二宮尊徳(通名:二宮金次郎)」を御祭神とする神社で,小田原城の敷地内に鎮座しています。JR小田原駅から,歩いて15分くらいでしょうか。

境内には「きんじろうカフェ」なる売店があり,そこで売られている御朱印帳がこれまた人気らしい,と聞いて見るのを楽しみにしていたのですが,残念ながら16時で閉店しており叶いませんでした。事前の調査不足と言ってしまえばその通りなんですが,御朱印帳のために伊豆山神社・本宮の参拝を諦めるかというとそちらの方が勿体ないと思うのでしょうがないですね。次回小田原に来たときにリベンジをすることにして,御朱印帳は諦めることにします。というか伊豆山神社の御朱印帳を新たに買ってしまったので,ぶっちゃけ結果オーライと言わざるを得ません。
(オンライン販売もしているようですが,さすがにそれはありがたみがないので……)

報徳二宮神社 御朱印帳(赤) | 報徳の杜ストア
報徳二宮神社の人気御朱印帳。御朱印は直接神社にご来社いただいた方のみ頒布しております。何卒ご了承くださいませ。
さて,頂いた御朱印はこちら。

そのあと,ブラブラと1時間くらい小田原駅周辺を散歩して(いくつかの地元の神社を参拝しつつ),18時くらいに小田原駅から今度こそ自宅に向かって電車に乗ります。

お昼に来宮で解散して半日,来宮神社・伊豆山神社と熱海地方を代表するパワースポットを巡ることができました。特に伊豆山神社は本宮までの険しい道のり故に,その参拝はとても印象に残りました。なかなか本宮まで参拝する人はいないようですが(私も道中2人とすれ違っただけでした),機会のある人は是非とも本宮まで行くことをお勧めします。

そんな感じで,私の熱海旅行もとい開発合宿は終わりを迎えましたとさ,めでたしめでたし。
ではまた次回!

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ABOUTこの記事をかいた人

東京大学大学院修士号(情報理工学)取得。
Androidアプリ開発者6年目。出没地域は映画館,本屋,勉強会。御朱印の集印がマイブーム。思い出深い神社は埼玉県・三峯神社と滋賀県・多賀大社。